■ 学力で医学部を目指すことのいいところ
・ペーパーテストで測ることができる能力は測ってもらえるが、それ以外の重要な能力は測ってもらえない。
・目指す人が自分の能力を勘違いする可能性がある。だめな人が向いていると勘違いしたり、できる人が自分はできないと勘違いしたり。
・すばらしい医者になりたい、人を助けたいという本来の目的とちがって、別の目的をもって入ってしまう、目指してしまう人がでてしまう。
■ 学力でふりわけることの制度的ないいところ
・目標をもってそれに向けて努力する人がスクリーニングされる
・準備が間に合わなかった、試験時間で間に合わなかった、失敗してしまった。こういう人がはじかれる。これによって医師にふさわしい人が通る。医療ミスが減る。
・共通テストと二次試験は大規模なテストなので、たくさんの人から効率的に選ぶことができる。しかし、測りやすい能力は測れるが測りにくい大事な能力は測れない。
・公平といえば公平
■ 学力でふりわけることの制度的なだめなところ
・天才にはあてはまらない。能力があるけど、人間力・コミュニケーション能力、逆境に弱い人などが通ってしまう。
・面接
・世の中は本来(現実)は不条理・理不尽なもの
■ 総合すると
・本来は総合的に全てを見る方がふさわしいが、現実的にそれはできない
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