日本史の勉強法

今回は日本史の勉強法について解説をします。日本史についての解説ですが、他の科目(世界史、地理、公共、倫政)についてもほぼ同じように考えられると思います。

まず最初にことわっておきたいのが、これは全ての科目でいえることですが、入試の日本史とほんとの日本史はまったく違うということです。入試の日本史は知識を覚えることで点がとれます。でもこれはほんとの日本史を学ぶ意味とは全く違います。なので「テストの点がとれるから歴史に詳しい」ということではないことをまず理解しておいてください。

それでは以下、テストで点をとるための日本史の勉強の仕方について解説します。

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1.教科書を中心に勉強する

最初に伝えたいことは他のすべてを捨てて、「教科書」+「テスト練習」を中心に勉強するということです。他の科目とちがって日本史や世界史は教科書からしか出題されません。テスト問題は必ず教科書のどこかにのっています。つまり教科書を完璧に覚えていれば必ず点がとれます。

しかしながら僕が高校生のときは、もちろん教科書も読んでいましたが、それとは別に先生のプリントや別の問題集も使っていました。もちろん全部できればいいのでしょうが、現実的には全部はできません。他の科目の勉強もありますし、教科書を覚えるのに精一杯です。なので一番大事な教科書に絞って勉強するようにしてください。

最初は覚えられなくても、教科書を読み続けて覚え続けてをくりかえし、同時にテスト練習を進めれば、必ず点はあがっていきます。

2.教科書をまずは1周読む。
最初にやるべきことは中間期末の試験範囲ではなく、教科書をまず1周読むことです。覚える必要はありません。完璧な理解もいりません。最初の目標は1周読むことです。読む前に比べて必ずレベルがあがっています。また1周読んだことで自信もつきます。本気を出せば1日で400ページ読めるかもしれません。でもそこまでいかなくても1-2週間ほどで1周読み切ることを目指してください。わからなくてもいいので1回に50ページ読めば8日で終わります。1周読んだらうれしいですよ。必要なら2,3周読むのもありです。1周増やすごとに完璧ではなくても必ずレベルがあがっていきます。

3.簡単な用語テストを使う。
もし読んでいるだけだとわけわからなければ簡単な用語テストを併用しながらやるとどんな問題が出題されるかのイメージもつきますし、ただ読んでいるだけよりも理解度は上がると思います。

4.教科書を読みながら覚える努力をする
・教科書を1日50-100ページ、もしくは1章を読むことを目標に日々回し続けます。もしくはただ読むことにこだわらず知識をまとめたり覚え方を工夫したりして覚える努力をします。ノートにまとめるのも手段としはいいですが、重要なのはノートをまとめることではなく昨日よりも覚えたかどうかです。覚えるためにまとめたり工夫したことはノートではなく教科書のなかにメモをとるようにしてください。

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以上、日本史の勉強法について解説しました。いわれてみれば当たり前のことしかいないかもしれません。でもこれができていますか?教科書を中心にしていますか?余計な本を使って教科書がおろそかになっていませんか?テスト練習はしていますか?大事なところに絞ってそこに力をかけるように勉強法を改善してみてください。必ず点があがります。

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