高校に入学すると最初に意識をとられるのは中間テスト・期末テストだと思いますが、受験勉強で本来最初にやるべきことは行きたい大学を決めて、その入試科目や配点を調査することです。
人生の目的はいい人生をつくることであり、そのために必要であれば大学に行く。じゃあその行きたい大学・学部に行くには何をすればいいかを考えて、そのための中間期末テストや県模試です。
しかしながら、高校で勉強していると目先のテストにとらわれて、そこには無駄も多いし、勉強の手順もまちがったものになってしまいます。
受験で使わない科目を勉強してしまったり、たとえ使う科目でも本番では使わないような余計な知識を詰め込んでしまい、テストでは点がとれなくなったりします。
なので、もちろん中間・期末で点をとることも大事ですが、それよりもこの最後の受験のことを考えながらやるようにしてください。
———-
行きたい大学や学部はすぐには決まらないかもしれません。その場合はとりあえずで決めて、それを考え続けるようにするといいです。
試しに福井大学のホームページをみてみました。どの大学にもこのように募集要項がでているので、そこで調査することができます。
教育学部
工学部
医学部
———-
ちなみにレベルをざっくりいうとこんなかんじ。実際はこれより低いと思います。
共通テストの得点レベル
90% 東大・医学部レベル
85% 難関大(上) 一橋・名古屋・筑波・東北・北海道・九州など
80% 難関大 神戸大など
75% 中堅 金沢大など
70% 国公立大 福井大など
———-
さて、ここで僕のおすすめは90%の東大・医学部レベルを目指すことです。今行きたい大学・学部が決まっている人も決まっていない人も、医学部レベルを目指すといいと思います。
なぜかというと90%をとると、どの大学・学部でも自由に行くことができます。また90%の力をつけたとき、それはあなたのその後の人生でとても自信になります。
70%を目指すのも90%を目指すのもやることはかわりません。同じ科目で、同じ教材を使い、同じ形式の問題を練習すればいいです。ただ自分がどこまでそれを極めるかだけの話です。
もちろん何がなんでも東大や医学部ではなく、最低限国公立合格や成績アップを目指しながら、でも本命はできるだけ上にいくというのもありですね。
ちなみにそんなことができるのかというと、できます。僕もやりました。

高校のときは金沢大学(75%)を目指してしまいました。そしたら75%の自分になりました。26歳のとき人生どん底の僕は医学部を目指しました。そしたら90%の自分ができました。全国模試96位でした。たった8ヶ月の独学です。
高校生の僕と26歳の僕でちがったのはただひとつ、目標のちがいです。
人は不思議なもので何かを目指して本気でやるとそこまでいくことができます。高校生の自分がこれを知っていたらどんなによかったでしょう。もし僕が今高校生に戻れるならどんなにいいでしょう。でも残念ながらそれはできません。
今、あなたが高校生であることが僕はほんとにうらやましいです。僕なら迷わず医学部狙いです。これまでの自分や今の実力など関係ありません。これから何をするかです。可能性十分です。
ぜひいい人生をつくってもらえたらと思います。がんばってください。
コメントを残す